写真館 二千年一夜













































































益城町みんなの夏祭り花火大会
熊本県益城町
2005年8月21日






昭和30〜40年代頃は、木山町の商店街通りで行われていた地蔵さん祭りを継承したもの。
現在は会場を町民グラウンドへ移し、子供向けショーやミニコンサートなどの各種ステージイベントが行われる。
会場内には多数の夜店が出店し、毎年たくさんの来場者で賑わい、祭りの最後に尺玉など約2500発の花火が打ち上がる。



〜goodtimeの追想〜

1日振りの益城町、今日は、順延花火でお隣の御船町の祭りと重なっているので人は少ないだろうと思いながら
18時45分、空が綺麗に赤く染まる頃に到着した。
現地では思った以上に人が多く、少し遅ければ臨時駐車場に止めれない状態だった。
ステージでは何かイベントをしているようで、グランドの外周は各ブースで並んで賑わっている。
打ち揚げ場所を探すためにグラウンドを出て、廻りをウロウロしていると消防車が止まっていたので大体把握。
川の土手から打ち揚げるみたいだが、その川が狭いので川花火であって川花火じゃないような感じだった。
真っ暗になる前に再度会場へ足を運ぶものの、この二日間の疲労と帰りの体力を考えてあまり動かず車内で仮眠をとる。
グラウンドの廻りは広い田園風景が広がっているので風も心地よい。
遠く何やら明るい光りが見えるが、それは御船祭りの花火が揚がっていた。
益城町からでも見ることが出来るようだが、本来なら今日はあそこで撮影しているはずだったのに・・・
機材をセットして準備完了。
21時を過ぎるとさすがに人も増えてきてグラウンド外でもあちこち観覧客が増えてきた。

そして21時15分、発射音と共に昇りが上がり開花。
どこまでも垂れ下がる美しい冠菊に思わず見惚れてしまった。
津山花火の花火は、競技大会以外では長崎帆船祭りでしか見たことないが、
とあるテレビ番組の企画で津山花火を見て感動してしまい、それ以来、津山花火ファンとなってしまった。
いつか津山花火による花火大会を見てみたいと思っていて、それが今年の夏に実現。
そして美しい津山花火の割物が見れたことは大きな収穫となった。
数年前までは益城町で15号玉が揚がっていたようだが、
空港の規制か何かで中止になったのかと思うと少し残念に思う。

いろんな風景を見せてくれた熊本。
雨で困難なこともあれば想定の範囲外なこともあったが、熊本に来れば何かを見つけることが出来る。
そんな自然にあふれた街でもあった。
来週気力があれば、いや気力が無くてもSLあそboyの最後の勇姿を見るために阿蘇へ行こうと決意した。
日付は替わり10時20分、約500キロの道のりから帰宅。
放心状態のまま、職場に向かいながら来週の阿蘇行きへの決意は失いつつあったのでした。






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