備前まつり花火大会
岡山県備前市
2005年8月6日
初夏の夜空を彩る片上湾の花火大会で、尺玉大玉20発を含む約2000発の花火が打ち上げられ、 商店街ではブラスバンド演奏、片上湾では海岸演奏、また多くの露店が出店され賑やかに行われる。 〜goodtimeの追想〜 いつものように仕事を片付けて17時過ぎに職場を出発。 福山東ICから40分ほどかけて山陽ICに降りた。 渋滞に巻き込まれるかもしれないと思い、 あえて1つ前のインターで降りたのが仇となり、国道2号線に出るまで渋滞にはまり備前市に到着したのは18時50分。 臨時駐車場が満車なら1キロ離れたスーパーにでも止めようと思ったが、楽勝で止めることが出来た。 後でプログラムに記載している臨時駐車場を見ると、会場付近の広い敷地7箇所が駐車場となっており、 どの方面から来ても対応出来るようになっている。 これだと大勢の観覧客に対応出来て帰りもスムーズに流れやすくて非常に親切な対応。 町全体を上げて駐車場の提供をしていると主催者の意気込みを感じる。 片上湾に台船が浮かんでおり、双眼鏡で見ると、尺玉用の筒が5本並んでいる。 プログラムによると尺玉大玉20発と記載されていたので後の15発は7、8号あたり。 「備前花火 尺玉、大玉豪華20発!」と、堂々とプログラムに記載されており、規模は小さいけれど立派な花火大会になりそうで、 中国地方で尺玉が見れるのは珍しく、ましてや袋井で芸術玉を出品経験のある森上煙火の尺玉は滅多に見ることが出来ないので非常に楽しみだった。 工場の私有地かと思ってた所が、実は臨時駐車場になっていたことに気付き、 結構混雑はしていたものの、空いてるスペースを探して何とか打ち揚げ数分前に機材セット完了。 涼しかった備前市もいつしか風が止み、片上湾に向かいの山が映り込むほど穏やかな湾となっていた。 20時00分、花火打ち上げ。 森上煙火は、オープニングに怒涛の一斉打ちをするはずなのだが、大玉の単発打ちからスタート。 心に響くとても素晴らしい発射音。 そして片上湾に広がる美しい大玉。 その後、スターマインや小型煙火で煙が停滞気味になるものの、長いスポンサー紹介で煙はゆっくり沖へと掃けていく。 ラストは、冠菊の空中ナイアガラで怒涛の打上、 そして、大玉7号、8号、尺玉一発を同時発射して見事な開花で幕を閉じた。 昨年の熊山に引き続き、また1つ森上煙火による素晴らしい花火大会を見つけることが出来て、 しばらくローカル花火大会巡りは止められそうになさそうだ。 |