写真館 二千年一夜

































































































































































































































































































長崎帆船まつり〜日本丸
ライトアップ&花火
長崎県長崎市
2005年4月29日






長崎水辺の森公園など長崎港一帯で日本丸や海王丸など国内外の帆船が集まる帆船祭り。
帆をいっせいに広げるセイルドリルや船内公開、夜は船のライトアップ、花火も打ち上がる。


〜goodtimeの追想〜

17時を廻り、そろそろ花火撮影の場所を決めなければならないが、
肝心な台船はまだ到着していないので構図が練れない。
とりあえず、パンフに乗っている写真を元に大体の位置を想定して、
数カ所候補にいれておくが、今年は海王丸がいないため過去のような写真は無理。
まだ時間はあるので台船が来てから改めて考えようと思っていたが、徐々に混雑してきたので、早めに場所を確定しておきたい。
蒸し暑い1日も太陽が稲佐山に隠れると共にひんやりとした風が吹いて少し寒い夕方となった。
台船が来るまでいこいの広場で日本丸を眺めていると18時になってようやく台船が到着。
台船が日本丸と離れたら、広場での撮影は無理だと思っていたが、日本丸を正面に台船は少し左に隠れる程度。
日本丸の上空に開花すれば、それなりの絵になる。

20時が過ぎると、憩いの広場にも多くの人で埋め尽くされ、今日の花火は帆船祭りの付属みたいなものなのに、
まるで花火大会が行われるのではないか!?と錯覚するくらいの賑わい。
誰もが20時50分まで退屈している訳でもなく、それまでライトアップした帆船を眺めているだけで楽しめるからなのかもしれない。
今になって急に心配になったのが、花火が上がると同時にライトダウンするのではないか!?ということ。
掲載している写真は、ライトアップしているが多重露出している可能性もある。
その時は、ラストに上がる花火を押さえて渾身の1枚を押さえておいた。
(結果的には打ち上げ中もライト点灯)
20時50分、ドンッという大きな音と共に日本丸の頭上に開花。
頭に描いていた通りの構図と花火の美しさに思わず身震いがした。
すべて押さえたくなるような素晴らしい花火で打ち上がるたびに観客も拍手喝采。
帆船と花火という日本でもなかなか珍しい組み合わせなだけに今日は本当に来て良かった。
花火が終わり、大勢の人が駅へと流れ込む中、再び帆船を眺めながら明日の予定を考えていた。







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