写真館 二千年一夜





長崎帆船まつり〜日本丸
長崎県長崎市
2005年4月29日






長崎水辺の森公園など長崎港一帯で日本丸や海王丸など国内外の帆船が集まる帆船祭り。
帆をいっせいに広げるセイルドリルや船内公開、夜は船のライトアップ、花火も打ち上がる。


〜goodtimeの追想〜

小浜の花火大会を検索しているうちに帆船祭りの存在を知ったのは数年前の話。
前々から行きたいと思いながらも小浜遠征があったので断念していたが、今年は思い切って行くことに決めた。
なのに海王丸は今年は来ない、直前になってロシア帆船も不参加。
結局、メインは日本丸のみとなってしまい日頃の行いが身に染みる。
青春18切符が使えないこの時期、一番安上がりの移動手段がバスの往復移動。
夜行バスに乗って博多を目指し、翌朝、博多から長崎へ向かい現地に着いたのは10時頃だった。
長崎市内に来たのは実に中学校の修学旅行と社内旅行の2度のみで縁が無かった。

海岸線の向こうには大きな帆船が一隻浮かんでいた。
日本丸である。
遠くから見ても迫力ある帆船。
その手前に大阪から来たちょっと小さ目の「あこがれ」
さらに小さい韓国帆船「コレアナ」やハウステンボスでお馴染みの観光丸などが停泊していた。
午前中のスケジュールは、日本丸以外は一般公開しているのでさっそく「コレアナ」を見学。
思ってた以上に船内は狭いが、ちゃんと生活出来るような空間になっていた。
海は穏やかでも揺れが激しいので長時間いると船酔いしそう。
「あこがれ」には既に長蛇の列が出来ており、一般公開は終了だったのでまた明日。
午後からは一斉にセイルドリルが行われるため、それまで長崎観光でもして時間を潰す。
会場には、帆を張った姿を一目見ようと多くの人が集まって、とてもじゃないが写真が撮れる状態ではなかった。
ここに来た目的は、ライトアップした帆船と花火を撮ることだったけど、
この姿を見れただけでも来た甲斐があったというもの。
そう簡単に見れる姿じゃないのでしっかり目に焼き付けておこう。
セイルドリルの時間は、13時00分から16時00分までの3時間だが、帆を張る時間と畳む時間が1時間以上かかるため、
実際に優雅な姿が見れるのは、1時間くらいしか見ることは出来ない。
花火が上がるのは20時50分からなのでまだまだ時間はあるので、観光船に乗って長崎の港風景を堪能した。

※写真は観光船から撮影







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