写真館 二千年一夜



































































































































































































金秀寺のしだれ桜
広島県高野町
2005年4月24日






隣にある円正寺のシダレザクラと共に、遅春を迎えると美しい花を咲かせる。
樹勢や樹形はよく、枝が地面に届くように垂れ下がり濃いピンクの花をつける。

胸高幹周3.5m
樹高18m
樹齢約300年



〜goodtimeの追想〜

高野町内のとある駐車場、毛布に包まりながら寝ていたが、あまりの寒さで午前3時に目が覚める。
5時30分、外が明るくなり始めたので金秀寺に向かうことにした。
「−2℃」という寒暖計の赤い数値が目に入り、改めて広島県下一の豪雪地帯なんだと思わされた。
田んぼや畑、私の車にも霜が降りて本当にここは広島なのか!?と思ってしまうほど寒い。
6時30分くらいになると太陽が顔を覗かせ桜に日差しが当たり出す。
紅枝垂れだけに、日差しが当たると色が強調されて本当に美しい。
あまりにも美しいのでフィルムが激しく消費していく。
このままだと今日の撮影に響くが、そんなことはお構いなしにシャッターを押す手は止まらなかった。






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