写真館 二千年一夜















































































































(24日早朝撮影)


円正寺のしだれ桜
広島県高野町
2005年4月23日






江戸時代初期に植えられたと伝えられる老木で県天然記念物に指定。
桜は境内の鐘楼門を挟んで2本立ち、県下でも有数の巨木として知られている。
境内には県内有数のコブシ、本堂の裏のエドヒガンもある。
隣にある金秀寺のシダレザクラと共に、遅春を迎えると美しい花を咲かせる。

幹周り3.4m
樹高12m
樹齢約350年


〜goodtimeの追想〜

16時30分、2年振りの豪雪地帯、高野町に到着。
2年前は雨の中でのライトアップ撮影だったのを思い出す。
早速、円正寺に向かうと意外とカメラマンの多さに驚かされる。
2年前は誰もいなかったのに、話によると数日前にテレビカメラが入っていたらしい。
今日の目的はライトアップだったのだが、あまりにも西日に当たる姿が美しいかったので早い時間帯から撮影開始。
ちょうど見頃を迎えている状態で空も青く晴れ渡り最高のシチュエーションである。
金秀寺と円正寺が狭い道を挟んで隣同士並んでおり、円正寺には天然記念物の枝垂れ桜があり、
金秀寺には、天然記念物ではないが立派な枝垂れが1本ある。
円正寺の桜の方が貴重ではあるが、被写体としては金秀寺の方が美しいので殆どのカメラマンは金秀寺に集中した。
紅枝垂れなので西日に当たると余計に紅く見える。
円正寺には、境内の裏に立派なエドヒガンがあり、こちらも西の日差しを浴びて輝いていたが、
枝垂れの美しさが目立ち、あまり注目されていない。








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