吉備津神社のサクラ
広島県甲奴町
2005年4月16日
このサクラは古くから「苗代ざくら」と称して親しまれてきたもので、幹囲5.2m、樹高15m、枝張り20mの巨木だったが、 2度の暴風雨により主幹が倒された。 「苗代ざくら」という愛称が付けられたのは、「花が咲いたら苗代をつくれ」といって、農事の目安にしたことによる。 樹齢約300年で広島県指定天然記念物。 〜goodtimeの追想〜 福田の山桜、善福寺跡のしだれ桜を訪れた後、県道27号線まで戻り西へ走る。 吉舎町との境の手前で右に曲がり、品の滝の案内板に沿って奥へ入ると吉備津神社はある。 10時55分、2年ぶりに吉備津神社に到着。 多分、咲いてないだろうとあまり期待はしていなかったが、 2年ぶりとはまるで別人、いや、別桜かと思わせるくらい綺麗に咲いていた。 2年前に地元の人から「もう綺麗に咲かないかもしれない」と言っていただけに、 満開に咲いている姿を見て思わず感動してしまった。 廻りに咲いている菜の花もたくさん咲いていて桜と菜の花、白と黄色の調和も良い。 ただ、残念なのが桜のそばに小屋や電柱があるということ。 こればっかりは仕方無いのだが、やっぱり残念である。 |