写真館 二千年一夜






















































































































































のこのしまアイランドパーク
福岡県福岡市
2005年4月4日






博多湾に浮ぶ能古島の北部15uに元々畑だった土地を開拓して昭和44年アイランドパークが開園。
春の菜の花、秋のコスモス、冬の水仙など1年中を通して福岡市民の身近な憩いの場として親しまれている自然公園。
園内には昔の博多の町並を再現した「思ひ出通り」、動物園、アスレチック、レストラン、宿泊施設などがあり、
日帰り・宿泊で楽しめる。
ゴルフをアレンジしたオリジナルスポーツ「のこのこボール」や陶芸、絵付など様々な体験も出来る。


〜goodtimeの追想〜

昨日の旅の疲れのせいで、もし曇っていたら家に帰ろうと思いホテルから外を覗いてみると見事な快晴が広がっていたので
予定通り能古島へ行くことにした。
7時00分に佐賀駅前のホテルを出ると、今日は日曜日か!?と言わんばかりの静けさで
これが佐賀で一番賑やかであろう駅前かと驚いてしまったが博多へ向かう特急には大行列が出来ていた。
唐津経由で姪浜へ行こうかと思ったが時間がかかるので博多経由で行く事にした。
博多から姪浜へ行くには一旦、地下鉄に乗らなければならないので不便だが、姪浜でJRに切り替わる不思議な路線である。
地下鉄はJRじゃないので青春18切符は使えない分、余分な出費なので、もう少し早く起きて唐津経由で行けば良かった。

9時00分、姪浜駅から歩いて渡船へ向かうが、思ったよりも遠くてバスで行けば良かったと後悔。
それにしても天気が良くて気持ちの良い朝。
神社境内に咲いている桜も満開だ。
20分かけて渡船に到着。
能古島へはフェリーで10分ほどだが、フェリーとのタイミングが合わず待ち時間40分。
平日で客が少ないのか1時間に1本の便。
待ち時間を利用して朝ご飯にパンをかじる。
平日ではあるが春休みなので徐々に家族連れが増えてきた。
待ち時間での雑談は、先日起きた震度6の地震で持ちきりだったが、
本当にここで地震があったのか?と思うくらい被災していない。
しかし、アスファルトを見るとヒビが入っていたり、歩道が盛り上がっていたり、しっかり爪跡を残していた。
10時15分、ようやくフェリーが到着。
フェリーから眺める福岡の街並みは、ドームやタワー、観覧車が見えるが、
これから行く能古島は、都会で疲れた体と心を癒して欲しい願いで開園したらしい。
能古島に着くとバスに乗ってのこの島アイランドへ向かう。
能古島も地震の影響で数カ所通行止めとなっていた。 

10時30分、のこのしまアイランドへ到着!
混雑しないうちに急いでお目当ての菜の花畑へ向かう。
目の前に広がる景色は、雲1つ無い青い空と青い海、その海に時より横切る貨物船。
満開の黄色い菜の花の背景にはそんな一面に広がっていた。
桜はまだ5分咲きと言ったところだが、
これで桜が満開だったらピンクのアクセントがあって一枚の絵として完成していたに違いない。
撮影後、小春日和の気持ちさに、しばしその場を離れずボーっと時が流れるままに過ごした。

少し余裕を持って家に帰るため13時を目前にして撮影終了。
のこの島アイランドは、季節に合わせていろんな花が咲いているので、
また機会があれば違った季節に訪れてみたい。






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