写真館 二千年一夜





































宝珠寺のヒメシダレザクラ
佐賀県神埼町
2005年4月3日






山里にたたずむ宝珠寺のヒメシダレザクラ。
樹齢100年以上の一本桜で、満開となった淡いピンクの花びらは夜間のライトアップで一段と映える。
さが名木百選に認定されている。

樹齢100年
樹高8m
幹回り1.2m
枝張り15m


〜goodtimeの追想〜

全九州花火師競技大会撮影のためムーンライト九州に乗って九州へ入る。
小浜へ向かうまで佐賀、長崎にある1本桜巡りの計画を立てていた。
現地の運転手と待ち合わせして、まず最初に向かったのは佐賀県神埼町にある宝珠寺のヒメシダレザクラ。
不安定だった天気も神埼に着いた途端、大雨となり先行き不安な1日になりそうだ。
神埼駅から北へ10分ほど移動して、高速道路の下の辺りに宝珠寺はある。
出発する前までは5分咲きだったので、正直言うとあまり期待はしていなかったが、
思ってたよりも開花が進んで7分咲きといったところだろうか、綺麗なピンク色の花びらを付けていた。
さすが「ヒメ」という名前が付いているだけあって美しく上品、
樹齢が百十数年と若いのでまだまだ成長していくだろう。
撮影準備をしようと木の廻りをウロウロしていると、住職に捕まって、桜について色々と語り出した。
去年の台風で今年は花芽の付きが悪いらしい。
写真を撮っているうちに雨も次第に止み、時より日が射してきて一安心。

その後、宝珠寺から数百メートル北へ行った所にもう1つ大きな桜の木(小渕の山桜「花浦の山桜」)があるが、
そちらは残念ながらまだ1分咲きくらいだった。





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