写真館 二千年一夜















































































































































































































































































































呉イルミナーレフェスタ
カウントアップ花火
広島県呉市
2004年12月31日






このイベントは、地元の人たちに積極的にボランティアスタッフとして携わっていただいているほか、
事業費も一部募金でまかなわれてた。

※イルミナーレは2004年を持って終了


〜呉ポートピアパーク〜

1998年8月31日に休園・破綻した呉ポートピアランドの跡地に2000年7月20日に、市民公園「呉ポートピアパーク」として開園。
フリーマーケットの会場などのイベント会場として使用されている。



〜goodtimeの追想〜

今年の大晦日は特に予定が無かったので12月初めからカウントダウン花火の計画を立てていた。
カウントダウンイベントは全国各地で行われているので、挙げればキリが無いが、
こうしてどこに行くか迷ったり考えたりするのもまた旅の楽しみの1つだったりする。
そんな迷いも31日雨の予報で一気に近場へと絞られた。
選んだのは呉ポート。
打上数は少ないが牛尾煙火が担当であれば見応えは十分だろう。

12月31日、雪が積もる中、2004年最後の朝を迎える。
今日は無理かな。と思ったが次第に雨へと変わり雪は消えていった。
呉に行くには、山越えと海岸線の2通りのルートがあるが、
凍結が怖かったので山越えは避けて海岸線を走ることにした。
呉に到着したのは22時30分。
花火が上がることを誰も知らないのか、お客さんはそんなに多くなく、車も簡単に止められた。
11月に行われたオープニング花火の時と同じ構図を考えていたので、あえて現地調査をすることも無いだろうと楽勝で構えていたが、
打ち上げ場所には花火筒が1つも無いので、打上数が少ないからまだ準備はしてないのかな?と思いつつ、
係員に尋ねると規模が違うので打上場所は北側の埋め立て地からとのこと。
予想外の展開に構図を練り直すこととなってしまった。
会場のステージでは、どこかの若いグループが踊って歌ってパフォーマンス、
クリスマスや冬の歌を歌っているので会場には冬らしい良いムードが流れている中、
打上場所を確認して、イルミネーションを絡ませて撮れないものかと模索していた。
何とかメインシンボルと一緒に撮れないものかとウロウロするが断念。
最終的には、光の海と化したイルミネーションと花火という構図で落ち着いた。
ただ、大きな問題なのが完全な向かい風だということ。

時刻は23時30分、そろそろ紅白もトリを迎えているころだろうか。
新年を花火撮影で迎えるのが初体験なので、不思議と年が変わるような気がしない。
こうしたイベント花火は、大概小時間で一気に打ち上げるので、どういう感じで撮るかイメージを練る。
会場によっては花火打上時に照明などを消灯するが、打上時にもイルミネーションは点灯していることも確認済み。
撮影準備も整えて、後は新年を迎えるのを待つのみ。
そう言えば、ここはカウントダウンじゃなくてカウントアップ。
1,2,3・・・7,8,9,10!!!
短時間で一気に打ち上げるのではなく、
スターマインをいくつかに分けて打ち上げるのは牛尾煙火ならではの良さ。
前方に建物があったにも関わらず、打上場所とイルミとの構図もバッチシ。
向かい風に運ばれて、燃えカスが会場まで飛んできたが、撮影には特に支障も無くクリアに撮れた。
時間にすると10分も無かったが、冬花火ならではの素晴らしい花火を堪能させてもらいました。

フィルム消化撮影で、帰る前にイルミネーションを撮影して会場を後にする。
昔は年末年始に開いている店なんてどこにも無かったが、
今はコンビニや24時間営業の店が至る所にあり、家に帰る途中に年明けうどんと年明け豚丼を食べた。
その後、睡魔が襲ってきたので仮眠。
家に帰ったのは5時。
テレビで富士山頂からの初日の出を見たのを確認して眠りに就いた。






写真館 二千年一夜