写真館 二千年一夜



          

忘年熱海海上花火大会
静岡県熱海市
2003年12月23日






昭和24年の台風、翌年の火災と度重なる災害により街の復興を報いて昭和27年に花火を打ち上げるたのが始まり。
以来、その伝統が引き継がれ、現在では春夏秋冬と年中問わず花火大会が開催されている。
打上会場である熱海湾は、3面を山に囲まれた「すり鉢」状の地形のため、
海で上げる花火の音が反響し、 大きなスタジアムのような音響効果がある。
フィナーレの大空中ナイアガラは圧巻。



〜goodtimeの追想〜

熱海、名古屋、和歌山と3泊4日花火撮影計画を練っていたが、
持病の喘息をこじらせて体調不万全のまま出発を目前としていた。
断念することも考えたがここで諦めると後悔しそうな気がしたので、フラフラしならが旅の支度を始める。
ただ体調を考えて出発を遅らせ午前8時に東尾道駅を出発。
順調に着けば19時に熱海に到着するはずだったが浜松駅を目前に50分も足止めをくらう羽目になり、
その後もダイヤが乱れ、打上げ時刻に間に合わない可能性が出てきたので、苦渋の選択で静岡から新幹線に乗り、
19時35分、何とか熱海に着いたものの、3000円が無駄な出費となってしまった。
今年の夏に熱海の花火を撮影しているが、煙害でまったく見えずそのリベンジで同じ場所から狙おうと思っていた。
20時20分、機材もセット完了したところで打ち上げ開始。
夏と違い冬に打ち上がる花火は、冷たく澄み切った夜空に咲く花火は鮮明で美しく、
頑張って熱海に来れて本当に良かった。





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