写真館 二千年一夜


















































































































































































豪渓
岡山県総社市
2004年11月14日






市内北部槙谷川の上流にあり中天にそびえ立つ330mの天柱山・剣峰など数知れない奇岩絶壁のいかつい岩石美と、
清流と紅葉の調和した渓谷が壮大な自然美をくりひろげる景勝の地です。
花崗岩の年代の古さと変化に富んだ形態は他に例をみないといわれ、
岡山県を代表する名勝地として、 大正12年国の指定を受けました。
〜総社市HP参照〜

※2003年の崩落以来、2008年時点通行止め。
 駐車場から約800m先の見返橋まで通行可能。


〜goodtimeの追想〜

昨夜の閑谷学校撮影を終えて車の中で就寝していたがあまりにも寒くて目が覚めてしまった。
寝る前は星空が広がっていたが、星のかけらも見当たらないので、予想通り雨になるのか。
豪渓、名前は良く聞いていたがまだ一度も来たことがなかったので、前々から行ってみたいとは思っていた。
そして念願叶って今回、ようやくここへ来れたのだが、
実は、去年落石事故があって以来、一番美しい所が通行止めとなってしまった。
もちろんそれは知っていたのだが、今まで何度も通行止めのところを強行突破してきたので、
今日も朝一番に行けば突破出来るのではと思っていたが、厳しいバリケードで先に進める状態ではなかった。
この厳重なバリケードからして、本当に先に進む危険性を感じた。
たしかに山の斜面には今にも落ちてきそうな岩肌が剥き出ている。
豪渓ならではの風景も時代と共に崩れ落ちるのだろうか・・・
先へ進めないとわかればここへ来る意味も無くなってしまったと思ったが、
通行止めまでの区間もなかなか美しい紅葉があった。
豪渓ならではの風景を撮ることが出来なかったが、いつか豪渓の風景を見れることを信じ、
それから3年後、一部歩行者のみ通行出来るようになった。


駐車場に戻る途中、散歩しているおばさんがいたので少し会話をしていろんなことがわかった。
昨年の3月に落石事故があって以来、修復しては落石の繰り返し。
それ以来、しばらく通行止めが続いていて、完全に通れるようになるのはあと5年くらい先らしい。
修復工事に数億円かかるので予算次第だとか。
ちなみにこのおばさんの家は豪渓の一番近いところに家があるのだが、
よく家の近くにも落石するらしい・・・早く引越しした方がいいのでは?と思った。





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