写真館 二千年一夜




瀬戸の滝
広島県吉和村
2004年11月7日






広島県の有名な滝のひとつで、広島市内を流れる「太田川源流(吉和川)」支流の瀬戸谷にある。
総高63m(落差49m)の二段滝はうっそうと茂る原生林の中に雄大な姿を見せる。
水の透明度は素晴らしく、特別天然記念物「オオサンショウウオ」や天然のアマゴやゴギが生息している。

〜よしわnavi参照〜


〜goodtimeの追想〜

思った以上に時間がかかってしまった三段峡。
これから寂地峡を諦めて廿日市にある極楽寺へ向かうことにした。
その途中に、瀬戸の滝が吉和村にあるのでそこへ寄ってみる。
国道に出て峠を下って戸河内町内から吉和村へ続く狭い県道へ入る。
ここからは少し要注意して走らなければならない。
広島県北の県道の至るところで相次ぐ台風により土砂崩れが発生しており、
走っていると所々土砂崩れの現場を目の当たりにした。
こんな山奥にも住んでいる集落はあり、
その道が土砂崩れで道が寸断されたら孤立状態となるのかと思うと、
先日、起きた新潟の地震のことが脳裏に過った。
改めて自然災害とは恐ろしいものである。
そんな道を走ること40分くらいだろうか、
立岩ダムを過ぎた辺りで突然、たくさんの車が駐車している光景を目にする。
何故、こんなところにたくさん車が止まっているんだ?
30台近くは止まっており、マイクロバスまで止まっている。
ひょっとして瀬戸の滝目当て?
何とか車を止めて外に出てみると、どうやら十方山の登山客の車のようだった。
遊歩道の入り口から瀬戸の滝まで約800mの道のりを気合を入れて歩こうと思いきや、
倒木、法面土砂崩れの危険のため立ち入り禁止となっていた。
それでも安全に気を使いながら前に進むと滝までの道中、6人のカメラマンと遭遇。
考えることはみな同じだった。







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