写真館 二千年一夜





大山〜鍵掛峠
鳥取県大山町
2004年10月31日






大山は、鳥取県のおもに大山町にある標高1,729mの火山。
鳥取県西部の旧国名・伯耆国の名称を冠して伯耆大山とも呼ばれる。
西の方角からみた山容が富士山に似ていることから伯耆富士の名も持つ一方、
北・南壁を見ると溶岩ドームが崩れた荒々しいアルペン的景観により違う山に見える。
一帯は大山隠岐国立公園に指定され、8合目以上には国の特別天然記念物ダイセンキャラボクの日本一の群生地、
中腹には西日本一のブナの原生林があり、
新緑・紅葉の季節には、崩落した岩壁とのコントラストが素晴らしい景観を生み出している。



〜goodtimeの追想〜

2004年の夏は猛暑で最高気温が記録更新。
冷夏よりも猛暑の方が秋の紅葉は綺麗に染まるだろうと思っていたが、
週に一度の周期で訪れる台風により綺麗な紅葉は拝めそうに無い。
こんな秋が毎年続くのだろうか・・・
2時00分、家を出発。
いつものように庄原を抜けてひたすら北上。
ウトウトとしながら車を走らせると30分に1回は飛び出てくるタヌキに驚かされて目が覚める。
鍵掛峠に到着したのは5時10分。
鍵掛峠についた時には綺麗なまん丸お月様が大山を照らしていた。
以前、月の光のみで一心行の大桜を撮ったことがあったが、
それと同じ撮影法で大山を撮ってみたいと思っていた。
空が明るくなるのは6時くらいなので、
とりあえず5分、10分、15分、20分の露光で撮ってみようと思う。
20分の露光を撮ったところで、霧が大山を包んだ。






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