宮島水中花火大会
広島県宮島町
2004年8月14日
宮島の夏を彩る一大イベントがこの宮島水中花火大会。 水中花火船より海中に投げ込まれた水中花火は大音響と共に炸裂し、 朱の大鳥居や厳島神社の社殿を幻想的に浮かび上がる。 この大会は、世界文化遺産の正面で水中尺玉(30p玉)が100発が炸裂するのが特徴。 8月14日開催ということもあってか、日本全国各地から数百人のカメラマンが集まる。 〜goodtimeの追想〜 花火撮影を始めて3年目。 3年前にここへ訪れた時は、海に浸かって写真を撮っているカメラマンを見て唖然したのだが・・・ まさか自分が同じようなことをすることになるとは思っても見なかった。 午後9時30分の満潮時の潮の高さは353cm・・・今日は大潮。 去年、打上げ直前で観覧客に邪魔されたことから翌年の対策として大型三脚を購入していた。 打上げ前になると情報合戦の始まりとなり、 海水にどれだけ浸かるか?潮はどれだけ上がってくるか? 去年はいろんな情報に惑わされたが、今年は一切そんな情報は必要ない。 水中花火の開花する位置、潮の高さなどは過去の経験からしてすべて把握していた。 満潮の年は、干潟に下りて観覧出来ないため、陸での観覧は例年以上の混雑となる。 そんな状況にも関わらず、目の前には誰も邪魔する人はおらず、 まさに特等席と呼べる場所で撮影することが出来たが、暗くなるにつれて迫ってくる潮の恐怖と、 1歩転倒してしまえばカメラ機材が海に没してしまう危険と隣り合わせの状況で撮影したせいか、 思うような撮影結果にならなかったのは非常に残念だった。 |