写真館 二千年一夜










































































因島大橋
広島県向島町
2004年6月20日






布刈瀬戸をまたぎ向島と因島を結ぶ因島大橋は、1983年に本州四国連絡橋の吊橋で最初に完成。
全長1270mと完成当時日本最長だった。
国内の長大吊橋としてはじめて鋼床版を採用し、その経験がその後の長大橋梁の建設に生かされている。

〜布刈瀬戸〜

布刈瀬戸は因島と向島の間を流れる海域で、
その潮流は大変速く、引き潮と満ち潮で流れる方向も変わるため布刈瀬戸を行き交う船は慎重に航行している。


〜goodtimeの追想〜

太陽が西に沈む頃、因島大橋の撮影ポイントにいた。
1週間前に高見山へ行った際に構図を頭に浮かべていたポイントだった。
この日は日差しがキツくとても暑かったので撮影場所が砂浜ということもあって上半身裸体で撮影した時の開放感と気持ち良さが今でも懐かしく思う。
太陽が沈むにつれて幻想的な光景が徐々に広がり、身近な場所でもこんなに素晴らしい景色があったのかと驚かされた。
因島大橋はライトアップしないが夕焼けを背景にした場合、橋がシルエットとなり、面白い表現の方法だと1つ勉強になった。

因島大橋といえば開通した時に車に乗って渡ったことがあったが、酷い渋滞だったことしか記憶に残っていない。
1983年開通か・・・私が6歳の時の話です。
因島大橋が完成してから瀬戸内海の移動手段が変わると同時に光景も変わっていた。
昔は船から船に乗って移動していたが今は四国まで車で行けるのだから何とも不思議な話である。





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