戸河内の大花田植え
島根県羽須美村
2004年5月30日
「梅雨空をついて五アールの水田で開いた。 まずは代かき。張り子の牛二頭が田に入るのを渋り、牛追い役のお年寄りと軽妙な掛け合いを披露し、見物客の笑いを誘った。 子どもから八十代のお年寄りまで総勢六十五人による花田植えがスタート。 のど自慢の歌い手十人が田植え歌を朗々と響かせる。 花笠(がさ)姿の囃子(はやし)手はバチをくるくる回し、太鼓を打つ。にぎやかな囃子の中、早乙女二十三人が田植え。 初々しさの残る二十代からベテランまで紺がすりなどをまとった多彩な顔ぶれだ。 横一列に並んで、手つきよく苗を植えた。 〜中国新聞記事参照〜 たまたま羽須美村HPの記事で花田植えが16年振りに復活することを知った。 飾り牛は偽物ではあったものの(苦笑)初めて花田植えを拝見させてもらったが、 写真を撮っていて実に面白かった。 今回、16年ぶりに復活した理由は、若い世代に伝えるためらしいが、 過疎化や少子化が進む今の時代だからこそ、伝統行事を伝えていくことが大切なのか もしれない。 今日見た光景は、何年、何十年後も変わらず残っていて欲しいと思う。 撮影後、無料で配布してくれたおにぎりはとても美味しかったです。 |