写真館 二千年一夜











































































































千鳥別尺の山桜
広島県東城町
2004年4月17日





千鳥別尺は標高650mの山に囲まれた小さな集落。
別尺山のふもとにあたるこの一帯は上千鳥村があり、荒神さんの神木として人々から守られてきたと伝えられている。
そして昔から“桜が咲けば田植えの時期”と言われている。
県天然記念物指定の第1号。全国的に国、県指定の天然記念物のヤマザクラは希少。
花は若葉と同時に開き、県内のヤマザクラでは最大。


樹齢:400年
根回り周囲:6.7m
胸高幹囲:4.6m
枝張り:東 9.0m  西12.2m
     南10.2m  北12.0m
樹高:約27m




〜goodtimeの追想〜

広島県では有名な桜だが、早朝から熱心なカメラマンはいないだろうから、今日も桜の木を独り占め出来ると楽しみにしていた。
がしかし、既に車が20台ほど停車している。
朝の新鮮な光を浴びる桜の姿はいつ見ても美しい。
しかも、この桜の満開時に来ることはなかなか出来なかっただけに今日は見事な満開。
山桜が満開になるとこれほどまでに美しく変化するんだと思った。
この桜の面白い所は、水が張られた田んぼに水鏡として桜が映り込む姿が見れるのだが、
この日は、桜の目の前に大判カメラをセットしたカメラマン1名が撮影しないままずっと居座っていたため撮影出来なかったことが悔やまれる。





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