三隅大平桜
島根県三隅町
2004年3月28日
この桜は、所有者である大平富太郎氏の祖先が、馬をつなぐために植えたと伝えられています。 所有者の屋号が「大平」、また木の所在地の字名も「大平」というので、「三隅大平桜(ミスミオオヒラサクラ)」と名付けられました。 品種は「大平桜」として分類され、若芽は帯黄色で彼岸桜、枝葉の形状は山桜と、両方の性格を併せ持った大変貴重な品種です。 樹齢600年 根回り周囲:5.38m 目通り幹囲:6.32m 枝張り: 東西24.0m、南北29.6m 樹高:約17m 〜三隅町観光協会参照〜 〜goodtimeの追想〜 6時50分、順調にここまで来れた。 山の頂上なのですっかり空も明るくなり日が差している。 車を出て、大平桜はどれだろうと廻りを見渡すと、朝の柔らかい日差しに輝いてる大平桜が目に飛び込んできた。 凄い・・・凄すぎる。 思わず僕は叫びながら走ってしまった。 今までこんなに凄い桜の木は見たこと無い。 幹の側に行くと、樹齢600年の重圧感が肌に伝わってきそうだ。 上を見上げると、青い空に雪が舞っているかのようだった。 桜の美しさに惑わされそうなので、ここは我に戻って撮影開始。 こんなに有名で美しい桜なのにも関わらず、観光客もカメラマンも誰一人としていない。 美しい桜を見ながら、耳をすませば、スズメやハト、ウグイスなど野鳥による朝の合唱。 朝食は、朝の新鮮な空気と言ったところだろうか。 写真を撮りながら、最高の贅沢を味わい続けた。 昔は11本あった大枝も台風などの被災で4本しか残ってない。 11本あった頃は、一体どんな大平桜だったのだろう。 |