写真館 二千年一夜





節分草
広島県総領町
2004年3月14日





総領町は中国山地のど真ん中、広島県の県北に位置する人口1,897人の町で、町では日本中で3番目に人口が少ない過疎の町。
そんな町に
西日本一の面積を誇る節分草(絶滅危惧種)の自生地が公開されている。

〜セツブンソウ〜

日本固有の可憐な野草で、関東北部以西に自生する。
広島県内では東部にまれに自生地があるが、現在では殆ど絶滅に近い。
開花期は2月中下旬から3月の中旬。
総領町が自生地として残ったのは、北向きの斜面に農家や墓地があり、下草が刈り続けられたためと言われている。
〜節分草保存会パンフレット参照〜



〜goodtimeの追想〜

いつも庄原へ行くのに素通りしていた総領町で遂に撮影目的で訪れることになる。
ネットで印刷した節分草自生地公開マップを頼りに節分草自生スポットを探す。
総領町内には、探せば数10ヶ所くらいあるらしいが公開しているのは7ヶ所。
地元の人たちが草刈をして一生懸命育てているらしい。
草が生えると日が当たらなくて、1度草刈を怠って枯れてしまうと節分草は育たない
かなり神経質な植物である。





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