写真館 二千年一夜





本堂と三重塔































清水寺
京都府京都市
2003年11月22日





〜本堂と舞台〜
江戸時代初期、国宝。

優美な起り反り(むくりそり)曲線を見せる寄棟造り、桧皮葺きの屋根や軒下の蔀戸など、
平安時代の宮殿、貴族の邸宅の面影を伝え、四囲の音羽山の翠緑と見事に調和する。
寛永10年(1633)再建、正面36メートル強、側面約30メートル、棟高18メートルの大堂で、
堂内は巨大な丸柱の列によって外陣(礼堂)と内陣・内々陣に三分され、
最奥の内々陣の大須弥壇上の三基の厨子(国宝)内に本尊千手観音と脇侍(わきじ)の地蔵菩薩・毘沙門天を祀る。
そして錦雲渓の急崖に約190平方メートル、総桧板張りの「舞台」を懸造りにして張り出し、
最高12メートル強の巨大な欅の柱を立て並べて支えている。

〜三重塔〜
江戸時代初期、重要文化財。

平安初期847年創建と伝え、現塔は古様式に則って寛永9年(1632)の再建。
日本最大級の三重塔で高さ31メートル弱。


〜夜の特別拝観〜
春の桜、夏の千日詣、秋の紅葉時に行われる。



〜goodtimeの追想〜
毎年新聞の一面に載る有名な清水寺のライトアップ。
初めての京都市内で撮影を行ったが撮影の難しさの洗礼を初めて受けることとなる。
どこもかしこも人の多さで撮影どころではなかった。
夜間拝観のチケットは早めに購入することをオススメ。





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