筑後川花火大会
(水天宮花火大会)
福岡県久留米市
2003年9月17日
花火大会の由来は、慶安3年(1650)二代藩主有馬忠頼公の時代、水天宮社殿の落成の折に、祝賀の奉納花火(※1)を打ち上げたことの始まる。 以来、本年で344回を数える由緒ある花火大会で、 仕掛、大仕掛21基、早打連発31台、打上(裏打ち含む)12000発と九州最大級の花火大会となっている。 ※1 藩の砲術指南役、古川安太夫元純という武士が硝石、硫黄、木炭を主剤とする花火を作り興を添えたと言い伝えられている。 この時代の花火は「和火」といわれ単色で、奉納花火もおそらく川の中央に二隻の船を浮かべ、 針金を張って導火線で点火するネズミ花火のようなものだったと想像される。 〜大会プログラム参照〜 ・煙火業者向かって左より 西日本花火、塚本花火、高田花火、唐津煙火 ※毎年8月5日開催だが本年は2度の悪天候により9月に順延となった。 現在は、篠山会場(篠山城跡下河川敷周辺)、京町会場(水天宮、同宮下河川敷周辺)に分かれて打ち上げられている。 〜goodtimeの追想〜 九州花火といえば、クレーンがたくさんある仕掛けを思い浮かべるが、 筑後川に着いた時のクレーンの多さには驚かされた。 安全性を考慮して2会場に分けれ打上数は増えたものの同じ会場で煙火店4社を見ることが出来なくなり、 そう思うと、仕事を休んでまで行って良かった。 |