写真館 二千年一夜

























































































































































































































宮島水中花火大会
広島県宮島町

2002年8月14日





宮島の夏を彩る一大イベントがこの宮島水中花火大会。
水中花火船より海中に投げ込まれた水中花火は大音響と共に炸裂し、
朱の大鳥居や厳島神社の社殿を幻想的に浮かび上がる。
この大会は、世界文化遺産の正面で水中尺玉(30p玉)が100発が炸裂するのが特徴。
8月14日開催ということもあってか、日本全国各地から数百人のカメラマンが集まる。


goodtimeの追想

場所探しをしているとき、あるカップルが花火大会について尋ねてきた。
14日は盆ということもあってか、
花火大会があることを知らずに宮島へ訪れる観光客も少なくはないみたいで、
そのカップルもそのうちの2人だったので、水中花火の素晴らしさを熱弁した。
花火大会終了後、たまたまそのカップルと遭遇。
凄い感動してくれたみたいで、
「また来年も行きます!」と言っていた。
夏の暑い1日だったが、その2人は何とも爽やかなカップルだった。


昨年と違って、今年は干潟が広がる中での撮影。
1年前と同じような写真を撮りたくないので、苦し紛れに観光客を前景に構図を狙う結果、
偶然にも干潟に水中花火が映り込み、もう1つの水中花火が現れた。
水中花火は思ったよりも右に開花せず、
結果的に、鳥居は上手く脇役へと収まり、昨年とはまったく違う作品が生まれた。



写真館 二千年一夜