写真館 二千年一夜




SL山口号
山口県阿東町
2001年7月28日


新山口から津和野まで、62.9kmを走る。
緑の田園や峠を約2時間かけて走るSL列車は、1979年(昭和54)山口線に復活して以来、変わらぬ人気。
このやまぐち号を牽引して走るC57型1号機関車は、数ある機関車のなかでも「貴婦人」という愛称を持つほど優雅。
客車は5両で、オープンデッキと展望室を設けた客車をはじめ、昭和風、明治風、大正風と各車両それぞれ趣向を凝らしたスタイルになっている。
運転期間は、3月から11月までの指定日(C56が運転する日もある。夏は重連運転される)






goodtimeの追想

今思えば、どうしてSLを撮りたいと思ったのかはわからないけど、
初めて、SLをまじかで見た時の迫力は言葉では表せなかった。
遠くから汽笛の音がこだまし、近くの踏み切りがカンコンカンコンと鳴り響く。
このドキドキ感が何とも言えない。
そして、たくさんの煙を吐き出しながらゆっくりと鉄橋を渡る姿は壮大である。
通り過ぎ去った後も遥か遠くまで汽笛の音がこだましていた。
SL初観覧は、今夏の暑い思い出の1つ。






写真館 二千年一夜